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【厳選】世界最強の投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ10の考え方

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バークシャーハサウェイ社を率い世界最強の投資家であるウォーレン・バフェット。

 

私は、初めて「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」を読み、その思想に触れた時には雷に打たれたような衝撃を受けました。

 

バフェットはコロンビア大学で「賢明なる投資家」を著したベンジャミン・グレアムという師匠に出会い、市場価格と内在価値の不一致という観点から銘柄選択を行うバリュー投資手法を学びます。

 

更に、バフェットは成長株投資を説くフィリップ・フィッシャーの考えも取り入れ、「まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買う方が良い」との考えに至ります。

 

バフェットは800億ドルを超える資産を築き、2018年のフォーブス長者番付では世界第3位の大富豪となっています。そのバフェットの発言は示唆に富み、噛みしめるほど学ぶところが多いでしょう。

 

1、情熱を注げる物事を見つける

バフェットはお金稼ぎが子供の頃から大好きだったようです。お金が十分あってもなお続けたい仕事にこそ、成功の鍵があるとのことです。バフェットは、インタビューでお金自体では無く、お金が増えていくプロセスが楽しいと語っています。お金の為に働くのは、お金の為に結婚するようなものだとも言っています。

 

2、賢く人を雇うこと

採用においては、①誠実さ、②頭の良さ、③エネルギッシュであるかをよく見るべきと説きます。①の誠実さが無い限り、どんなに②と③が優れていてもいい結果は出せないだろうとのこと。

 

3、他人に流されない

自分がしっかりと考えた上で、自信を持って結論付けたことは他人になんと言われようと貫けとのこと。バフェットが輪の境界(サークル・オブ・コンピテンス自分が対応可能な範囲内)を超えて投資を行わないのもこの為でしょう。バフェットは若い頃、ウォール街で見捨てられていた保険会社ガイコについて徹底的なリサーチを行い、可能性があると踏んで投資を行い、50%のリターンを得ています。他人が貪欲になっている時は恐る恐る、他人が怖がっている時は貪欲にとも。

 

4、本を沢山読む、本当に沢山

ネブラスカ大学の図書館の投資関連本は全て読んだと豪語しておられます。本に加えて新聞や財務諸表を読むことが仕事の時間の大半というくらいですので、読んだページ数はものすごい量と推測されます。

 

5、安全域を確保する

仮に100キロまでしか耐えられない橋があるとして、99キロのトラックでその上を渡りたいですか?このような例え話をしています。本質的な内在価値と価格に十分な乖離幅が発生していることを安全域(マージン・オブ・セーフティ)と呼び、この安全域が確保出来ている時のみ投資するべきと説きます。

 

6、競争優位性を確保する

資本主義経済の下では、ビジネス(お城)は常に攻撃される危険に晒されているのです。そのお城を守るお堀の役割を果たすのが競争優位性ということになるようです。例えば、低コストでの生産技術や特殊技術を持つ人材の確保を挙げています。

 

7、優先順位をはっきりと決める

やる必要の無い仕事はいくら上手くやったところで意味がないとのこと。本当に重要なことだけを選んで、それ以外は断ることも大切であるとのこと。価値のないことはとことんやらないのがバフェットの流儀です。バークシャーハサウェイ社のホームページを見るとそれがよく伝わってきます。

https://www.berkshirehathaway.com/

 

8、雪の球を若い時から固める

バフェットは高校卒業の頃には既に1万ドル近くを貯めていたようです。スタートは早ければ早いほど先に進めるのでいいようです。確かに、言われてみれば金が金を生み出す資本主義経済の下では、これが自明であることに気付きます。「10年遅く始めていたならば、今頃山の斜面の随分下にいただろう」と振り返っています。

 

9、投資の世界には見送り3振がない

売買手数料を儲けとする一般的な証券マンは頻繁な売買を勧めますが、バフェットは「チャンスが巡って来た時だけ行動するといい」と説きます。ストライクを取られるのは、損失を出した時だけとのこと。ミスターマーケット(市場)は、毎日訪ねてきては球(投資機会)を投げてくるが、じっくりと見極め、本当にバリューだと思う球が投げられた時だけ思い切ってスイングせよとのこと。別の例えでは、20個押せるスタンプカードがあなたの人生に於ける必要な投資個数だとも。正しく投資をすればスタンプカードが半分にも到達しないうちに億万長者になっているはずだと説きます。

 

10、時代遅れになるような原則は原則ではない

バフェットは、自分が定めた基本原則からは絶対に外れません。投資に必要なのは高い知能では無く原則に忠実にあり続けることとしています。バフェットは学生時代にベンジャミン・グレアムから授かったバリュー投資の考え方(市場価格と内在価値の不一致を基に銘柄選択を行うこと、投機的にならず事業を買うつもりで投資を行うこと)を今でも基盤としているようです。また、バフェットの有名な投資のルールは、①絶対に損をしないこと、②ルールその①を忘れないこと。

 

如何でしたでしょうか。

少しでも皆様の今後の成功に向けて、ご参考になったなら嬉しいです。

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