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【ロンドン】元イギリス駐在員が教えるお勧めの英国パブ

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イギリス人にとってのパブは、日本人にとっての居酒屋。「イギリスの大きな交渉はすべてパブで話し合われた」と言う位イギリスの人々にとってパブは身近なものです。

パブは街中の至る所に無数にあり、旅行者にとってはどこのパブに入っていいものか、なかなか判断が難しいところでしょう。

しかしながら、実際にロンドンに住んでいると特徴のあるパブというのは幾つかに限られているということに気づきます。

せっかく旅行でロンドンを訪れるのであれば、駐在員が贔屓にしているパブを是非とも訪れて頂きたい。

今日は、私がイギリス駐在員であった頃によくお世話になった、とっておきのパブを幾つかご紹介させて頂きたいと思います。

これらは、本当にイギリスらしく、旅の思い出をぐっと引立ててくれる場所であることを保証させて頂きます。

それでは、イギリスの楽しい楽しいパブの世界にお連れさせて頂きます。

これらのパブに行けば、きっとあなたもイギリス通です!

 

尚、オールドファッションなやり方ではありますが、あまりにも写真を多用してしまうと、「事前にどんなところか想像が付いてしまって実際に訪れた時にあまり感動しない」ということが危惧されてしまいます。従い、出来る限り言葉と最小限の写真に留めさせて頂くようにいたします。

ホームページを添付させて頂きますので、この情報を基に訪れて頂ければと思います。

 

<目次>

 

Ship Tavern

私の一番のお勧め。ロンドンの中心地、ホルボーン駅の裏手にある歴史のあるパブとなります。1階はいわゆる普通のごった返したパブとなっていますが、2階はフォークとナイフでしっかりと食事を頂くスタイルのレストランのようなパブになっています。ここのフィッシュアンドチップスは本当においしいです。フィッシュアンドチップスはイギリスの代表的な食事ではありますが、パブによっておいしいところと本当にまずい所がはっきりと分かれる食事になっています。ここのフィッシュアンドチップスを食べたら、きっと思い出に残ると思います。大きいですよ。1階と2階の入り口ははっきりと分かれており、これは昔の階級社会の名残です。貴族や裕福な人だけが2階に上ることができ、労働者階級の人々は1階で食事をすることと定められていたのです。

The Ship Tavern London, Pub in Holborn | Contact Details and Opening Times

 

The Churchill Arms

チャーチルアームズは、イギリスで最も有名なパブの1つだと思います。いろいろな旅行雑誌でも取り上げられています。パブの外側の外壁が花で埋め尽くされているというようなパブです。かの有名なチャーチル元首相がここからラジオ放送で戦時中に国民を励ましていたと言うことが名前の由来と言うことです。場所は映画の舞台で有名なノッティング・ヒル駅から近く、パブに寄った後、周辺を散策するのも楽しいと思われます。 ここでは、なぜかタイ料理屋さんが併設されていて、パブのおいしいビールと合わせて本格的なタイ料理を楽しむこともできます。

www.churchillarmskensington.co.uk

 

Ye Old Cheshire Cheese 

オールド・チェシャーチーズは、イギリスの中でも最も古いパブの1つと言われています。ここは百科事典を完成させたジョンソン博士(※)のお気に入りのパブであり、ローストビーフがおいしいことで有名です。場所はフリートストリートと言う王立裁判所の近くに位置しており、地下鉄からのアクセスだとちょっと辺鄙なところになります。公共交通機関ですと、テンプル駅やブラックフライヤーズ駅からアクセスすることになります。尚、ホームページは古すぎるお店のせいか、存在しておりません。

※以下が有名な名言となります。

ロンドンに飽きたものは、人生に飽きたものだ。なぜなら、ロンドンには人生が与えうるもの全てがあるのだから。

 

住所: 145 Fleet St, London EC4A 2BU

 

Cittie of Yorke

シティ・オブ・ヨークは、ロンドンの中心地であるホルボーン駅とチャンセリーレーン駅の中間に位置している歴史あるパブとなります。ここは、かつて保険会社が営業をしていたこともあるようで、顧客と話すための個室であったであろうスペースが設けられています。ここは、天井が高く開放的な大広間の立ち飲みスペースとラウンジのような座れるスペースが併設されています。あまり食事がおいしいと言う印象は無いのですが、雰囲気はバッチリであります。ビールを片手にポテトチップスを食べるのに適しています。(イギリスでは、ポテトチップスを摘みながら、立飲みで軽く一杯飲んで帰ると言うサラリーマンが沢山いるのです。)

住所: 22 High Holborn, Holborn, London WC1V 6BN 

 

The Counting House

カウンティング・ハウスは、イギリスの金融街シティに場所を構えています。もともと銀行であった場所をバーに変えただけあって、中は重厚で趣のある作りになっています。なかなか観光ですと金融街のシティに足を運ぶ事はありませんが、このパブを目当てに訪れてみて、イギリスの金融街で働くエリートサラリーマンたちを眺めるのはいかがでしょうか。ファッショナブルで洗練された金融マンを横目にビールを飲むと言うのも楽しいものでしょう。

www.the-counting-house.com

 

番外編:Mr. Fogg's Residence

最後に、番外編でパブではないけれども面白いイギリスの酒場を紹介します。ここは、かつては隠れ家的な存在でありました。会員制クラブが多いイギリスの中心地メイフェア地区ですが、会員権を持たずしても入れる面白い酒場となっています。最近は観光客にもよく知られるようになって、毎晩ごった返している人気店です。早い時間に行けば予約が取れます。ここでは、ビールと言うよりはオシャレなカクテルをしっぽりと味わうべき雰囲気です。面白いカクテルが沢山あるので、ここではあえて紹介しませんが、ぜひ行って楽しんで欲しい場所です。

www.mr-foggs.com

雑学(エールビール)

イギリスと言えば、エールビール。これは、日本でよく飲まれるキリッとしたラガービールとは別物です。少しぬるく、好き嫌いがはっきりと分かれるビールです。エールビールは昔々、労働者階級のカロリー不足を補うべく、スープのような位置付けで提供されていたと言うことのようです。そんな歴史的な背景も含めながらエールビールを飲むと、イギリスでの思い出が一段と味わい深いものになるのではないでしょうか。

まとめ

如何でしたでしょうか。

せっかくロンドンに旅行するのであれば、ぜひともパブには立ち寄って頂きたいものです。そんな中でも、「ハズレ」のパブに入ってしまわないように、事前にしっかりと場所を予習して訪れてみて下さい。

今日紹介させて頂きましたこれらのパブは、私がイギリス駐在中に足とお金を使って検証した場所ですので、きっとご満足頂けるのではないかと思っております。

少しでもご参考になれば嬉しい限りです。

楽しいロンドン旅行をお過ごしください。

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